日本動物高度医療センター---2Q増収増益、初診数・総診療数・手術数の全てが増加
日本動物高度医療センター<6039>は7日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%増の13.58億円、営業利益が同21.7%増の2.18億円、経常利益が同22.8%増の2.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同7.3%増の1.58億円となった。
飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して高度医療への取り組みを続けるとともに、自社グループ内の診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行うことにより、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めた。首都圏東部・北部のエリアをカバーする第3の診療施設として2018年1月に東京都足立区に開院した東京病院も順調に推移しており、全体として初診数(新規に受け入れた症例数)は前年同期比9.6%増の3,222件、総診療数(初診数と再診数の合計)は同5.0%増の12,313件、手術数は同11.0%増の936件となった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.4%増の26.50億円、営業利益が同3.2%増の4.10億円、経常利益が同1.2%増の4.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.7%増の3.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ
株探ニュース