日本スキーが一時16%高、1対2株の株式分割と19年7月期28%営業増益見通しを好感
日本スキー場開発<6040>が6連騰し一時、前週末比328円(16.4%)高の2327円に買われている。前週末7日の取引終了後、10月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的という。
同時に、19年7月期の連結業績予想を発表しており、売上高68億9000万円(前期比7.3%増)、営業利益8億円(同28.0%増)、純利益4億5000万円(同18.7%増)と大幅増益を見込むことも好材料視されている。
HAKUBA VALLEYが米国コロラド州ブルームフィールドに拠点をおくベイルリゾートと長期アライアンス契約を締結し「EPIC PASS(エピックパス)」と提携したことに伴い、世界的な認知度が上昇によるエピックパスホルダーの利用増が期待できるほか、HAKUBA VALLEYエリアで、全世界15カ国で人気のフランス発アドベンチャー施設「Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!」を開始したことも貢献する見通し。
なお、18年7月期決算は、売上高64億2000万円(前の期比4.4%増)、営業利益6億2400万円(同41.1%増)、純利益3億7900万円(同54.5%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース