ベクトルが一時12%高、22年2月期営業利益及び配当予想を上方修正
ベクトル<6058>が急伸し一時、前週末比145円(12.3%)高の1320円に買われている。15日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、営業利益を40億円から48億円(前期比2.1倍)、純利益を10億円から20億円(同4.1倍)へ上方修正し、あわせて4円を予定していた期末一括配当予想を8円(前期2円)に引き上げたことが好感されている。
新規事業への投資が抑制されることから、売上高は477億円から455億円(同22.1%増)へ下方修正したものの、既存事業が堅調なことや、上期にダイレクトマーケティング事業における新規顧客獲得に向けた広告宣伝費の投下を一時的に抑えたことが寄与する。
なお、第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高219億3300万円(前年同期比24.2%増)、営業利益22億9900万円(同3.9倍)、純利益6億2200万円(前年同期11億8200万円の赤字)だった。
株探ニュース