シンメンテホールディングス<6086>は、外食や小売りの店舗メンテナンスを手掛ける企業。１９年２月期第３四半期累計（１８年３～１１月）の連結経常利益は５億７０００万円（前年同期比９４．７％増）と、既に通期計画の５億４００万円を超過しており、増額修正が期待される。

新規顧客の獲得や既存顧客のサービス対象店舗数及びメンテナンス対象種類の拡大などを背景に、グループ売上高の大半を占める「緊急メンテナンスサービス」が伸長。突発的な設備・機器の不具合発生を未然に防ぐ「予防メンテナンスサービス」では、大手チェーン企業の店舗を中心にエアコンや冷凍・冷蔵機器などの事前整備・点検・洗浄が堅調に推移している。今後は病院や自治体といった公共性の高い領域にもビジネスを広げる意向で、来期も好業績が見込まれる。

株価は２月中旬から下値を切り上げ、足もとでは２５日移動平均線と７５日移動平均線とのゴールデンクロスが実現。メンテナンスのニーズには底堅いものがあり、改めて評価したい。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース