リクルートが大幅続落、最大9472万株の株式売り出しを実施
リクルートホールディングス<6098>が大幅続落。30日取引終了後、既存株主による8611万1300株の海外売り出しと、オーバーアロットメントによる上限861万1200株の追加売り出しを実施すると発表。売り出し株式数は最大で9472万2500株と発行済み株式数の5.6%に及ぶ規模とあって、株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。
リクルート株を売却するのは、電通グループ<4324>、凸版印刷<7911>、TBSホールディングス<9401>、日本テレビホールディングス<9404>など計8社。売出価格は12月2日から3日までのいずれかの日に決定される。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.21%にあたる2000万株または700億円を上限に自社株買いを実施することを明らかにしたが、こちらへの反応は限定的となっている。
最終更新日:2020年12月01日 09時29分
株探ニュース