リクルートが3連騰で上値指向鮮明、「Indeed」貢献で業績回復色強まる
リクルートホールディングス<6098>が3連騰、5日移動平均線に下支えされる形で上昇トレンドを鮮明としている。市場の注目度が高まるなか、きょうは売買代金も東証1部上位に入っている。新型コロナウイルスの感染拡大が総合人材ビジネスを手掛ける同社には逆風となっているが、求人検索サービス「Indeed」は有料広告が増勢にあり収益回復局面にある。国内でもワクチン普及期待が高まりつつあり、企業活動の正常化を先取りする形で上値を見込んだ買いを引き寄せている。「同社の21年3月期営業利益は前期比29~46%減益を見込むがその中央値1300億円を大きく上振れる公算が大きい。また、22年3月期は少なくとも2ケタ伸長が見込まれる」(国内証券アナリスト)という。また株式需給面では、信用売り残や日証金貸株の買い戻しが株価に浮揚力を与えている。
株探ニュース