ディスコは反落、23年3月期最終2ケタ増益で過去最高更新予想も売りに押される
ディスコ<6146>は売り優勢、ここ上げ足を強めていたが目先利益確定売り圧力が観測され、きょうは4万円大台を再び割り込む展開となっている。同社が24日取引終了後にこれまで非開示だった23年3月期の業績予想を発表し、最終利益は前期比12.8%増の747億円と2ケタ成長で3期連続の過去最高更新する見通しとなった。旺盛なパワー半導体需要を背景に同社が製造する切断装置や研磨装置が収益を牽引している。また、年間配当については前期実績に65円上乗せした873円としており、配当利回りは前日終値換算で2%を超える。ただ、前日の米国株市場で半導体関連株は利食い優勢の地合いだったこともあり、足もとリスク回避の地合いに押されている。
株探ニュース