小田原エンジ、前期経常を一転88%増益に上方修正
6149小田原エンジニアリング【連結】
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小田原エンジニアリング <6149> [JQ] が2月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の6.3億円→12.5億円(前の期は6.7億円)に99.8%上方修正し、一転して87.6%増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.1億円→8.4億円(前年同期は5.8億円)に3.9倍増額し、一転して43.6%増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、巻線機事業において、新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限、各国の水際対策等に...
会社側からの【修正の理由】
売上高につきましては、巻線機事業において、新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限、各国の水際対策等によって、大型の開発案件の売上が翌期にずれ込んだことにより、前回予想を下回る見込みです。 利益面につきましては、巻線機事業において、原価率の高い大型の開発案件が翌期にずれ込んだものの、利益率の高い従来製品の前倒しや好調な予備品関係等の販売促進を行ったことや、送風機・住設関連事業において、工作機械や産業ロボット向け、半導体関連向けを中心とした軸流ファンの需要が急拡大するとともに、コロナ禍で大きく減少した新設住宅着工件数が、前年の反動等で5年ぶりの増加に転じたこともあり、換気装置が好調に推移したため、売上が伸びたこと、また、子会社における新型コロナウイルス対策の各国の助成金や支援金等により、前回発表予想を上回る見込みです。(注)上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報により作成したものであるため、実際の業績は今後の様々な要因によっては、予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.07-12 | 8,883 | 268 | 217 | 115 | 20.3 | 25 | 2021-08-11 |
連結 |
| 新 21.07-12 | 7,438 | 727 | 846 | 640 | 109.3 | 25 | 2022-02-10 |
連結 |
| 修正率 | -16.3 | 2.7倍 | 3.9倍 | 5.6倍 | 5.4倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.12 | 15,000 | 600 | 630 | 400 | 70.6 | 25 | 2021-02-12 |
連結 |
| 新 2021.12 | 13,555 | 1,059 | 1,259 | 925 | 158.0 | 25 | 2022-02-10 |
連結 |
| 修正率 | -9.6 | +76.5 | +99.8 | 2.3倍 | 2.2倍 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.07-12 | 6,125 | 510 | 589 | 435 | 74.1 | 20 | 2021-02-12 |
連結 |
| 予 21.07-12 | 7,438 | 727 | 846 | 640 | 109.3 | 25 | 2022-02-10 |
連結 |
| 前年同期比 | +21.4 | +42.5 | +43.6 | +47.1 | +47.6 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.12 | 13,274 | 1,297 | 1,364 | 1,011 | 172.5 | 30 | 2020-02-14 |
連結 |
| 2020.12 | 11,208 | 572 | 671 | 451 | 76.8 | 20 | 2021-02-12 |
連結 |
| 予 2021.12 | 13,555 | 1,059 | 1,259 | 925 | 158.0 | 25 | 2022-02-10 |
連結 |
| 前期比 | +20.9 | +85.1 | +87.6 | 2.1倍 | 2.1倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。