中小型ＮＣ旋盤メーカーの高松機械工業<6155>が５月９日に発表した１９年３月期通期連結業績予想は、売上高２２４億９０００万円（前期比１３．７％増）、経常利益２１億８３００万円（同３４．０％増）と大幅増収増益を見込む。

主力の工作機械事業の３月末時点での受注残高は前の期比２．７倍の１８１億５７００万円に増加しており、国内外での強い需要を受けて今後も好調な受注が見込まれるほか、作業の効率化や生産体制の見直しによるコスト削減が利益押し上げに寄与する。また、年間配当は前期比２円増の２２円を予定している。

株価は、決算発表直後の５月１０日に年初来高値１５９８円をつけたものの、その後は全般相場の軟調推移もあり、下落トレンドを強いられ６日には１０３６円の年初来安値をつけた。ただ、ＰＥＲは８倍水準、ＰＢＲは０．９倍台と株価指標面では極めて割安水準となっている。（朱)

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

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