エスティックはストップ安、足もとの業績悪化を懸念する売りが殺到
自動車用ネジ締め装置を主力とするエスティック<6161>はストップ安に売られている。27日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結経常利益は前年同期比6.3%減の14億8000万円で着地。上期時点の同利益は前年同期比2ケタ増益だっただけに、足もとの業績悪化を懸念する売りが向かった。米中貿易摩擦を背景に中国向けが低迷したほか、韓国向けも日韓関係の悪化で低調な販売状況が続いた。また、国内販売も下期から設備計画の延期や見直しなどが顕著になり、想定を下回る状況で推移した。
株探ニュース