津田駒が大幅反落、19年11月期業績予想の下方修正と期末配当の未定への修正を嫌気
津田駒工業<6217>が大幅反落している。10日の取引終了後、19年11月期の連結業績予想について、売上高を440億円から380億円(前期比10.0%減)へ、営業利益を14億円から1億円(同89.3%減)へ、最終損益を12億円の黒字から3億5000万円の赤字(前期8億2300万円の黒字)へ下方修正し、あわせて従来15円を予定していた期末配当を未定にするとしたことが嫌気されている。
繊維機械事業で、中国において米中貿易摩擦の影響で投資を控える動きが目立ったほか、工作機械関連事業でも堅調だった自動車業界で新規投資を延期する動きが強まったことが響いた。
なお、第3四半期累計(18年12月~19年8月)決算は、売上高296億8600万円(前年同期比2.5%減)、営業利益3億9600万円(同27.4%減)、最終損益9600万円の赤字(前年同期3億7800万円の黒字)だった。
株探ニュース