SANEIが急反騰、自動水栓の需要増え21年3月期業績は計画上振れ
SANEI<6230>が急反騰している。19日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が214億円から221億円(前の期比3.5%増)へ、営業利益が12億円から15億6000万円(同43.4%増)へ、純利益が7億6000万円から9億5000万円(同30.8%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
コロナ後の生活スタイルの変化により、レバー水栓や非接触型の自動水栓の需要が増加していることや、巣ごもり需要によるホームセンターからの受注引き合いが引き続き強いこと、更に冬に発生した寒波により配管部材の受注が大幅に増えたことなどが要因。また、感染症拡大防止策による営業活動の自粛や、外出制限による販管費の減少なども寄与した。
株探ニュース