野村マイクロが上昇加速、5G投資で半導体回復の流れに弾み
野村マイクロ・サイエンス<6254>が上昇加速、5%近い上昇で1180円台まで上値を伸ばし、昨年来高値を更新した。時価は18年3月以来、約1年10カ月ぶりの高値圏に浮上している。半導体向けを主力に超純水装置を手掛けるが、風向きは追い風。次世代通信規格5Gの投資に伴う需要喚起が見込まれることで、半導体市況の底入れ期待に拍車がかかっている。同社が主要顧客先とするサムスン電子は5G標準規格に関する必須特許の出願件数で世界トップに位置しており、これは野村マイクロにとってもポジティブな思惑につながる。
株探ニュース