NPCは3日続落、18年8月期業績予想を上方修正も反応限定的
エヌ・ピー・シー<6255>は3日続落している。11日の取引終了後、18年8月期の連結業績予想について、売上高を59億6100万円から64億5600万円(前期比35.5%増)へ、営業利益を3億4400万円から4億8300万円(同18.1%減)へ、純利益を2億7200万円から4億700万円(同44.0%増)へ上方修正したが、好材料視する動きは限定的となっているようだ。
上方修正は、装置関連事業の一部案件で、顧客の設備投資計画が前倒しで進行したのに伴い、来期に予定していた太陽電池製造装置の売り上げが今期に計上される見込みなったことに加えて、部品の販売も予定より好調となったことが売上高を押し上げた。また、装置関連事業における作業効率および稼働率の向上による原価低減や営業努力、環境関連事業による利益貢献なども寄与した。
なお、同時に発表した第3四半期累計(17年9月~18年5月)決算は、売上高46億5800万円(前年同期比19.6%増)、営業利益4億4100万円(同39.3%減)、純利益3億6900万円(同17.1%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース