コマツが急反発、3300万株を上限とする自社株買いを実施へ
コマツ<6301>が急反発している。前週末26日の取引終了後、上限を3300万株(発行済み株数の3.49%)、または1000億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は4月30日から9月30日までで、取得した全ての自社株は10月30日付で消却する予定だ。
同時に発表した25年3月期連結業績予想は、売上高3兆8610億円(前期比0.1%減)、営業利益5570億円(同8.3%減)、純利益3470億円(同11.8%減)を見込む。欧州や中南米、アジア向け建設機械の需要減少を販売価格の改善で補うものの、為替差のマイナス影響が響く見通し。想定為替レートは1ドル=140円(前期144円30銭)、1ユーロ=149円(同156円)としている。
なお、24年3月期決算は売上高3兆8651億円(前の期比9.1%増)、営業利益6071億9400万円(同23.7%増)、純利益3934億2600万円(同20.5%増)だった。
株探ニュース