テセックが買い気配、今期経常を36%上方修正、配当も10円増額
テセック <6337> [JQ]が買い気配でスタート。30日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の10.3億円→14億円に35.9%上方修正。増益率が15.7%増→57.3%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。
半導体の用途拡大を背景に半導体製造装置の需要が堅調に推移するなか、付加価値の高い車載向けパワーデバイス用検査装置などの受注が想定より伸びる。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。
前日終値ベースの予想PERが9.3倍→6.6倍に急低下する一方、期末配当利回りは3.58%に上昇し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。
株探ニュース