アイチコーポが大幅反発、自社株買いと配当予想の増額修正を好感
アイチコーポレーション<6345>が大幅反発している。23日の取引終了後、20年度から22年度の3カ年は連結配当性向50%を目安に還元を行うほか、20億円を上限とした自己株式の取得を実施する株主還元方針の設定を発表。これに伴い、上限を200万株(発行済み株数の2.58%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。
自社株買いの取得期間は4月1日から12月23日までで、20年度に取得する自社株及び現在保有している自社株については、消却することを基本とする。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や株主還元策の一環として実施するとしている。
同時に、従来11円を予定していた期末配当を2円増額して13円にするとしており、これも好材料視されている。年間配当は24円(従来予想22円)となり、前期実績に対して2円の増配になる予定だ。
株探ニュース