決算発表予定日 2024/05/14
6358東証P貸借
業種 機械

酒井重工業 株価材料ニュース

6,260
+70
+1.13%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

酒井重 Research Memo(4):2024年3月期第2四半期は前年同期比84.2%の営業増益

特集
2023年12月7日 15時54分

■業績動向

1. 2024年3月期第2四半期の業績概要

酒井重工業<6358>の2024年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が16,785百万円(前年同期比12.7%増)、営業利益が1,966百万円(同84.2%増)、経常利益が2,109百万円(同92.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が1,534百万円(同87.4%増)となり、期初計画(売上高16,100百万円、営業利益1,300百万円)を上回った。

売上総利益率は29.9%(前年同期は25.7%)と大きく改善したが、主に国内外における価格改定による収益構造改革の進展や輸送費の落ち着き、円安効果などによる。これに増収効果も加わり売上総利益は5,012百万円(前年同期比31.2%増)となったが、一方で販管費は同10.6%増とほぼ予算内に留まったことから、営業利益は大幅増益となった。

営業利益の増減要因を分析すると、増収による増益が486百万円、原価率の改善による増益が704百万円、販管費の増加による減益が291百万円(内訳は人件費150百万円増加、技術研究費38百万円増加、宣伝広告費12百万円増加、その他費用90百万円増加)であった。

2. 地域区分別の動向

地域区分別では、国内は国土強靭化加速化対策を背景として堅調な販売が継続し売上高は前年同期比3.7%増の7,447百万円となった。

海外では、主要な市場における建機需要の回復が進んだことに加えて円安効果もあり、売上高は9,337百万円(同21.1%増)と堅調に推移した。このうち北米は、好調な建設投資を背景として市場そのものが拡大していることに加え、代理店開拓の効果や価格改定の浸透もあり売上高は4,511百万円(同36.4%増)と大幅増収となった。

アジア向けは、インドネシアでは需要回復が進み堅調に推移したものの、中国の減速は継続しており、インドネシアを除いたASEAN市場で成長鈍化の兆しが見られたことから、売上高は3,973百万円(同3.6%減)となった。その他(アフリカ・オセアニア・中南米等)は、アフリカ向けODA案件が実現し、853百万円(同202.0%増)となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HH》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる