千代建、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落
6366千代田化工建設【連結】
業績修正PDF
千代田化工建設 <6366> が10月31日昼(12:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結最終損益を従来予想の65億円の黒字→1050億円の赤字(前期は64.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を66.6%毀損する規模となった。
なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
業績悪化に伴い、従来7.5円を計画していた期末一括配当を見送り、15期ぶりに無配転落(前期は7.5円)とする方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
現在遂行中の大型LNGプロジェクト、具体的には米国ルイジアナ州のキャメロンLNGプロジェクトにおける約85...
会社側からの【修正の理由】
現在遂行中の大型LNGプロジェクト、具体的には米国ルイジアナ州のキャメロンLNGプロジェクトにおける約850億円の工事コストの大幅増加を主な要因とし、営業利益が前回公表値から980億円減の△865億円、経常利益が990億円減の△865億円となる見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、上記理由に加え、繰延税金資産の取り崩しによる法人税の負担増もあり、1,115億円減の△1,050億円となる見込みです。キャメロンLNGプロジェクトについては、ジョイントベンチャーのパートナーである米国マクダーモット社と共同で、2018年8月より改めて工事遂行プランの見直しを行ってまいりました。この過程において、原油価格上昇に伴い米国でのシェールガス開発が再開されたことや2017年夏にメキシコ湾岸を襲ったハリケーン・ハービーの復興事業が今年になって本格化し始めたことに起因して、2018年初頭から深刻化した現場作業員、特に技能工の不足が今後も続く見通しであること、それに伴い人件費が大幅に高騰していること、更にその一方で、建設現場が市街地から非常に離れている不便性などの特殊事情から作業員の定着率が極めて低く、2018年4月頃までは一時的に改善していた現場工事の生産性が5月以降は再び低下し始めたことなどが明らかになりました。この結果、現場作業員人件費を含む今後の工事完成までに要する工事コストを改めて厳格に精査した結果、大幅な費用の増加を見込むことにしたものです。
当社は、2017年8月に公表した中期経営計画「未来エンジニアリングへの挑戦」における株主還元方針のひとつとして、1株当たり配当6円/年を下限と設定し、2019年3月期においては1株当たり配当7.50円を予想しておりました。しかしながら本業績予想の修正に伴い、中期経営計画でお示しした株主還元の実現は困難と判断し、誠に遺憾ながら無配の予想とさせていただきます。(注)見通しに関する注意事項この資料に記載されている業績見通しは、種々の前提に基づく将来の予想であり、実際の業績は様々な要因により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。従いまして、これらの見通しのみに依拠した判断をされることは控えるようお願いいたします。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.03 | 400,000 | 11,500 | 12,500 | 6,500 | 25.1 | 7.50 | 2018-05-11 |
連結 |
| 新 2019.03 | 400,000 | -86,500 | -86,500 | -105,000 | -405.5 | 0 | 2018-10-31 |
連結 |
| 修正率 | 0.0% | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.04-09 | 250,652 | -13,126 | -12,373 | 3,480 | 13.4 | - | 2017-11-10 |
連結 |
| 予 18.04-09 | ー | ー | ー | ー | - | - | 2018-05-11 |
連結 |
| 前年同期比 | - | - | - | - | - |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.03 | 603,745 | 15,680 | -3,080 | -41,116 | -158.8 | 6 | 2017-05-12 |
連結 |
| 2018.03 | 510,873 | -12,330 | -10,100 | 6,445 | 24.9 | 7.50 | 2018-05-11 |
連結 |
| 予 2019.03 | 400,000 | -86,500 | -86,500 | -105,000 | -405.5 | 0 | 2018-10-31 |
連結 |
| 前期比 | -21.7% | 赤拡 | 赤拡 | 赤転 | 赤転 |
同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。
なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。
投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。