日機装が21年12月期業績予想を下方修正
日機装<6376>がこの日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1745億円から1700億円(前期比7.2%増)へ、営業利益を90億円から40億円(同60.9%減)へ、純利益を47億円から9億円(同86.3%減)へ下方修正した。
ベトナムの血液回路工場で21年7月以降新型コロナウイルス感染症まん延による工場稼働の制限を余儀なくされたことに加えて、他社品調達に伴う調達コストの増加や、航空便利用による物流費の高騰の影響を受け、医療部門の営業利益が大きく減少する見通しであることが要因としている。また、ヘルスケア事業で装置単体販売が振るわなかったことや、工業部門で主力の海外子会社2社がプロジェクト遅延などの影響を受けたこと、宮崎インダストリアル工場の一部稼働の遅れなどで製品出荷が伸び悩んでいることなども響くとしている。
株探ニュース