タカトリ、豊田合成などパワー半導体関連に物色の矛先、半導体関連企業による大型投資の動き相次ぐ
タカトリ<6338>、テセック<6337>、サムコ<6387>、東京エレクトロン デバイス<2760>、豊田合成<7282>といったパワー半導体分野に展開する銘柄群に物色の矛先が向いている。ここ大手半導体関連企業のパワー半導体分野への積極的な投資が目立っている。直近では、ローム<6963>が年内に福岡で新工場を稼働させ、26年3月期までに従来計画比3倍となる最大1700億円を次世代パワー半導体の増産投資に充てると報じられたことで、関連銘柄への注目度が改めて高まっている。タカトリは5月末にパワー半導体向けSiC材料を切断加工する装置の大型受注(約80億円)を獲得したことを発表し、翌日から株価は急騰局面に突入した経緯がある。
株探ニュース