油研工、前期経常を一転1%増益に上方修正
6393油研工業【連結】
業績修正PDF
油研工業 <6393> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の18億円→20.5億円(前の期は20.3億円)に13.9%上方修正し、一転して0.6%増益見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.1億円→8.6億円(前年同期は10.9億円)に40.8%増額し、減益率が43.9%減→20.9%減に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
中国市場向けの売上高減少を予想しておりましたが、実需に合わせた生産に注力した結果、日本における期末の売上高...
会社側からの【修正の理由】
中国市場向けの売上高減少を予想しておりましたが、実需に合わせた生産に注力した結果、日本における期末の売上高が増加し、また期末為替レートが予想値よりも円安となったため、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見込みであることから、前回公表した通期連結業績予想数値を上記のとおり修正いたします。 なお、2019年3月26日に「連結子会社の固定資産の譲渡に関する経過状況のお知らせ」で開示しました当社連結子会社ユケン・インディアLTD.の固定資産譲渡益概算12.5億ルピーについては、インド国内での税法、会計基準上は日本基準と収益認識の考え方が異なるため、ユケン・インディアLTD.では2019年3月期に譲渡益を計上するものの、日本での会計基準上では譲渡日が未定であるため計上時期は未定となり、2019年3月期の連結財務諸表での計上はありません。また、ユケン・インディアLTD.は、インドのボンベイ証券取引所に上場しておりますが、上記譲渡益に係る処理については日本基準とは異なるため、今後ボンベイ証券取引所で開示されるユケン・インディアLTD.の決算数値は、日本での連結決算の元となった数値と同一ではありません。また、2020年3月期以降の当社連結業績に与える影響については、合理的な算定が可能となり次第、速やかにお知らせいたします。(注)上記の予想数値は現時点で入手可能な情報に基づいて算出しており、実際の業績は、今後の様々な要因によって 異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 18.10-03 | 13,779 | 745 | 612 | 327 | 79.7 | 80 | 2019-02-08 |
連結 |
| 新 18.10-03 | 14,779 | 945 | 862 | 477 | 116.1 | 80 | 2019-05-07 |
連結 |
| 修正率 | +7.3 | +26.8 | +40.8 | +45.9 | +45.7 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.03 | 29,000 | 1,900 | 1,800 | 1,100 | 268.1 | 80 | 2019-02-08 |
連結 |
| 新 2019.03 | 30,000 | 2,100 | 2,050 | 1,250 | 304.3 | 80 | 2019-05-07 |
連結 |
| 修正率 | +3.4 | +10.5 | +13.9 | +13.6 | +13.5 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.10-03 | 15,576 | 1,182 | 1,090 | 780 | 185.9 | 80 | 2018-05-11 |
連結 |
| 予 18.10-03 | 14,779 | 945 | 862 | 477 | 116.1 | 80 | 2019-05-07 |
連結 |
| 前年同期比 | -5.1 | -20.1 | -20.9 | -38.8 | -37.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.03 | 25,909 | 1,347 | 1,041 | 655 | 154.8 | 70 | 2017-05-12 |
連結 |
| 2018.03 | 29,473 | 2,188 | 2,038 | 1,401 | 334.0 | 80 | 2018-05-11 |
連結 |
| 予 2019.03 | 30,000 | 2,100 | 2,050 | 1,250 | 304.3 | 80 | 2019-05-07 |
連結 |
| 前期比 | +1.8 | -4.0 | +0.6 | -10.8 | -8.9 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。