日金銭が高い、4~9月期見通し上方修正
日本金銭機械<6418>が高い。5日の取引終了後、22年3月期上期(4~9月)業績予想の上方修正を発表。営業損益を3億円の黒字(前年同期15億200万円の赤字)に見直し、従来予想の3億円の赤字から一転黒字見通しとしたことが好感されているようだ。
売上高予想も86億円から91億円(前年同期比12.3%増)へ引き上げた。米国のゲーミング市場において設備投資意欲が回復傾向にあるほか、欧州向けで決済手段の非接触・非対面化の拡大に伴う需要が増大したことが業績を押し上げる。また、販促費の効率的な支出をはじめ、優先度の高い開発プロジェクトへの集中投資による開発費の抑制などに取り組んだことも寄与する。通期見通しについては、コロナ禍における世界的な部品調達の遅延や国際輸送運賃の高騰など複数の不透明要因があることから、現時点では従来予想を据え置くとした。
株探ニュース