JUKIは後場急落、22年12月期営業利益及び配当予想を下方修正
JUKI<6440>は後場急落している。午後1時ごろ、22年12月期の連結業績予想について、営業利益を53億円から42億円(前期比8.6%増)へ、純利益を31億円から22億円(同2.1%増)へ下方修正し、30円としていた期末一括配当予想を25円にすると発表しており、これが嫌気されている。
売上高は円安効果により1160億円から1200億円(同18.5%増)へ上方修正した。ただ、利益面では海外の材料費や経費への負担増に加え、成長分野や新興国市場における戦略経費の継続的な投下や、上期の中国ロックダウンの影響や部品調達難による工場稼働率の低下などでコストの大幅上昇が響くとしている。
同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高870億8700万円(前年同期比19.1%増)、営業利益24億8700万円(同17.2%減)、純利益10億1100万円(同39.0%減)だった。
株探ニュース