大豊工業は後場売り強まる、原材料高騰で今期一転最終赤字に修正
大豊工業<6470>は後場売り強まる。午後2時ごろ、23年3月期業績予想の修正を発表。最終損益を3億円の赤字とし、従来予想の13億円の黒字から一転赤字となる見通しを示したことが嫌気されている。
原材料価格やエネルギー価格の高騰が想定を大きく上回ることが要因。売上高見通しは従来予想の1030億円から引き上げ、前期比5.2%増の1040億円とした。未定としていた配当予想を前期比2円減の20円とすることも、あわせて明らかにした。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)の決算は、売上高が前年同期比5.5%増の775億2200万円、最終利益が同78.1%減の3億5000万円だった。
株探ニュース