ミネベアミツミは朝高後値を消す、東京本部ビル売却発表も買い続かず
ミネベアミツミ<6479>は朝高後、値を消す展開。17日の取引終了後、東京本部ビル(東京都港区)の売却により、23年3月期の個別決算及び連結決算において、固定資産売却益として約130億4500万円を計上する見込みだと発表した。寄り付き後は業績の上振れを期待した買いが先行したものの、全体相場が伸び悩むなかにあって発表を好材料視した買いは続かず、目先の利益を確定する目的の売りに押された。
同社は21年12月、東京都港区にある日本通運旧本社ビルを732億円で取得すると発表していた。今回の売却は東京本部ビルの移転に向けた措置で、物件引き渡し日は23年3月31日を予定。売却先は国内法人としている。
株探ニュース