三菱電が大幅安、調達コスト上昇で4~6月期営業減益
三菱電機<6503>が大幅安。7月31日取引終了後に4~6月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比5.4%増の1兆2864億円、営業利益は同3.8%減の586億5900万円だった。通期で増益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での減益を嫌気した売りが優勢となっている。
円安影響やインフラ部門の増加で売上高は増加。一方、利益面では調達コストの上昇などが響いた。あわせて、為替条件の見直しに伴い、通期の売上高見通しを前期比2.5%増の5兆3900億円(従来予想5兆3000億円)へ上方修正した。営業利益見通しについては価格改善の取り組みを着実に実施していくとした上で据え置いた。
株探ニュース