三菱電が一時16%超す上昇、空調・自動車機器好調で4~9月期営業益30%増
三菱電機<6503>がマドを開けて急反発。上昇率は一時16%を超えた。10月31日取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.1%増の2兆6435億9700万円、営業利益が同30.1%増の1766億8200万円となった。最終利益は同1.3%減の1186億4000万円と減益だったが、7~9月期において営業利益は同58%増、最終利益は同11%増と大幅な増益となった。中間期として売上高と営業利益は過去最高を更新したとしており、業況を評価した買いが集まったようだ。円安効果に加えて、空調・家電事業や自動車機器事業の収益が拡大した。中間配当はこれまでの予想通り20円で決定。未定としていた期末配当は30円とした。年間配当予想は前期と横ばいの50円となる。
株探ニュース