安川電が反発、主要市場の需要環境改善で21年2月期業績予想を上方修正
安川電機<6506>が反発している。12日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を3668億4600万円から3809億3700万円(前期比7.3%減)へ、営業利益を222億9400万円から271億9100万円(同12.4%増)へ、純利益を155億1000万円から180億5300万円(同15.9%増)へ上方修正したことが好感されている。
第3四半期に入り、中国でのニューインフラ関連の需要増加やグローバルで半導体・電子部品市場が好調に推移したことにより、ACサーボ・コントローラ事業で想定より強い回復がみられることが要因。また、ロボット事業も中国を中心とした自動車市場の回復や自動化ニーズの拡大を背景に回復基調にあることも寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高2799億3700万円(前年同期比9.6%減)、営業利益200億4100万円(同4.8%増)、純利益143億3700万円(同4.0%増)だった。
株探ニュース