コンヴァノがS高カイ気配、27年3月期に営業利益5億1000万円を目指す中計を好感
コンヴァノ<6574>がストップ高の540円水準でカイ気配となっている。前週末24日の取引終了後、27年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、最終年度に売上高56億円(24年3月期予想26億2500万円)、営業利益5億1000万円(同1000万円)を目指すとしたことを好感した買いが入っている。提案型サービスの拡大のためにコンサルタント(カウンセラー)を各店舗に配置するなどし、各店舗の収益性を高めることで全体収益性の向上を実現するとともに、企業体としての財務健全性を高めるとしている。
同時に、筆頭株主である青木剛志氏を割当先として206万株(発行価額1株につき500円)の第三者割当増資を実施すると発表しており、財務体質の改善につながるとの期待感も買いにつながっているようだ。なお、調達資金10億1792万円は社内システム・ITインフラの構築、DX推進費用や店舗補修費用、新規採用する従業員の給付費用、広告によるブランド構築費用などに当てられる予定だ。
株探ニュース