QDレーザが急反落、22年3月期営業損益予想を下方修正
QDレーザ<6613>が急反落している。10日の取引終了後、22年3月期の単独業績予想について、売上高を12億6000万円から10億9700万円(前期比22.6%増)へ、営業損失を5億3300万円から5億4900万円(前期6億5400万円)へ下方修正したことが嫌気されている。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に終息のメドがつかず、各国で移動制限がかかるなかで、展示会や面談ベースでの営業活動に支障が出ていることが要因。ただ、為替差益の増加を見込むほか、原状回復費用の見積りが減少し特別利益を計上するため、最終損失は5億800万円から5億200万円(同8億7900万円)へやや上方修正した。
同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高8億1500万円(前年同期比34.6%増)、営業損失3億8000万円(前年同期4億9300万円)、最終損失3億6300万円(同6億9900万円)だった。
株探ニュース