TホライゾンはS安ウリ気配、教育市場向け苦戦で22年3月期営業益予想を下方修正
テクノホライゾン<6629>がストップ安ウリ気配となっている。同社は10月29日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比17.4%減の20億円(従来予想は30億円)に下方修正したことがネガティブ視されているようだ。
教育市場向けの書画カメラや電子黒板の国内販売が前期の需要増の反動から想定を下回って推移しているほか、半導体部品の調達難による価格上昇が映像&IT事業やロボティクス事業の収益を圧迫しているという。なお、今年5月にパシフィックテックグループ(シンガポール)、9月にアポロ精工(静岡県御殿場市)を買収した効果で、売上高見通しは同37.8%増の365億円(従来予想は330億円)に引き上げている。
株探ニュース