不二電機が大幅反落、電力向け製品など不調で第1四半期75%営業減益
不二電機工業<6654>が大幅反落し年初来安値を更新。4日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)単独決算が、売上高8億5600万円(前年同期比14.5%減)、営業利益3000万円(同74.6%減)、純利益2900万円(同64.6%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
海外向けセマフォア表示器や落下式故障表示器、鉄道変電設備向けインターフェイスユニットなどが増加した一方、端子台をはじめとする電力向け製品や太陽光発電向け接続箱、海外向け遮断器用補助スイッチなどが減少したことが響いた。
なお、20年1月期通期業績予想は、売上高43億円(前期比10.0%増)、営業利益4億500万円(同7.8%増)、純利益2億6500万円(同4.2%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース