太洋工業、前期経常を3.6倍上方修正、配当も2円増額
6663太洋テクノレックス【連結】
業績修正PDF
太洋工業 <6663> [JQ] が1月29日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。18年12月期の連結経常利益を従来予想の3600万円→1億3000万円(前の期は2100万円)に3.6倍上方修正し、増益率が71.4%増→6.2倍に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の600万円→1億円(前年同期は8500万円)に17倍増額し、一転して17.6%増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3円→5円(前の期は3円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期連結業績予想数値については、アジアを中心とした海外市場での外観検査機の販売が好調であった基板検査機事業...
会社側からの【修正の理由】
通期連結業績予想数値については、アジアを中心とした海外市場での外観検査機の販売が好調であった基板検査機事業における売上高増加の要因はあったものの、上期に引き続き商社事業における中小型ディスプレイ向けの液晶モジュール検査システムの販売、及び連結子会社のマイクロエンジニアリング株式会社が行っている検査システム事業における検査装置の受注が回復に至らなかったこと等から、売上高は当初予想を下回る見込みであります。損益については、基板検査機事業における売上高増加に伴う影響及び全社グループにおける設備投資等の抑制により、営業損益、経常損益及び親会社株主に帰属する当期純損益は当初予想を上回る見込みであります。 通期個別業績予想数値については、前記のとおり関係会社事業損失引当金繰入額を営業外費用に計上したものの、検査システム事業の影響を除いた通期連結業績予想数値の修正理由により、売上高、営業損益、経常損益及び当期純損益は当初予想を上回る見込みであります。
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営施策のひとつとして位置づけていることから、内部留保の充実や配当性向等を勘案しつつ、収益状況に応じた利益還元を行うことを基本方針としております。 前記のとおり、平成30年12月期の連結売上高は前回予想を下回ったものの、利益は前回予想を上回る見込みとなりました。 つきましては、当該方針に基づき、配当予想を従前の1株当たり3円00銭の期末配当金(年間配当金3円00銭)から2円00銭増配し、1株当たり5円00銭の期末配当金(年間配当金5円00銭)に修正いたします。なお、本件については、平成31年3月19日開催予定の第58期定時株主総会に付議する予定であります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 18.07-12 | 2,525 | 18 | 6 | -4 | -0.7 | 3 | 2018-07-26 |
連結 |
| 新 18.07-12 | 2,449 | 100 | 100 | 55 | 9.4 | 5 | 2019-01-29 |
連結 |
| 修正率 | -3.0 | 5.6倍 | 17倍 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2018.12 | 4,658 | 40 | 36 | 10 | 1.7 | 3 | 2018-01-30 |
連結 |
| 新 2018.12 | 4,582 | 122 | 130 | 69 | 11.8 | 5 | 2019-01-29 |
連結 |
| 修正率 | -1.6 | 3.1倍 | 3.6倍 | 6.9倍 | 7.0倍 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.07-12 | 2,339 | 60 | 85 | 63 | 11.6 | 3 | 2018-01-30 |
連結 |
| 予 18.07-12 | 2,449 | 100 | 100 | 55 | 9.4 | 5 | 2019-01-29 |
連結 |
| 前年同期比 | +4.7 | +66.7 | +17.6 | -12.7 | -18.7 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.12 | 4,979 | 57 | 93 | 56 | 9.7 | 3 | 2017-01-30 |
連結 |
| 2017.12 | 4,238 | -29 | 21 | 5 | 0.9 | 3 | 2018-01-30 |
連結 |
| 予 2018.12 | 4,582 | 122 | 130 | 69 | 11.8 | 5 | 2019-01-29 |
連結 |
| 前期比 | +8.1 | 黒転 | 6.2倍 | 14倍 | 13倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。