サクサ、今期経常を一転して損益トントンに上方修正、未定だった配当は30円実施
6675サクサ【連結】
業績修正PDF
サクサホールディングス <6675> が3月17日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の5.5億円の赤字→トントン(前期は22.6億円の黒字)に上方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.4億円の赤字→3億円の黒字(前年同期は16.6億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は30円(前期は30円)実施する方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.営業利益および経常利益について通期の業績予想につきまして、売上高は、前回予想を確保できる見通しでありま...
会社側からの【修正の理由】
1.営業利益および経常利益について通期の業績予想につきまして、売上高は、前回予想を確保できる見通しであります。営業利益と経常利益は、材料および電子部品等不足の長期化が懸念されますが、販売費の見直しや管理費の削減と営業外損益の良化により、上記のとおり、前回公表値を上回る見込みであります。2.親会社株主に帰属する当期純利益について(前回予想、未定)中期経営計画の施策である不動産の収益化・流動化の入札結果に基づき優先交渉先を決定し、交渉を開始していますが、当期末までに優先交渉先と具体的な契約条件の合意に至らないと判断しましたので、当該入札に関しての親会社株主に帰属する当期純利益への影響はありません。したがいまして、親会社株主に帰属する当期純利益については、上記1の経常利益予想の修正に加え、当第2四半期に実施しました投資有価証券売却等の特別利益計上によるものであります。
当企業グループは、株主への利益還元を重要な経営課題のひとつとして位置付けるとともに、既存事業の経営基盤と収益力の強化を図りつつ、成長分野や新規事業に積極投資することにより企業価値の向上を実現することを基本方針としております。2022年3月期配当予想につきましては、不動産の収益化・流動化の入札結果により、特別損失の見積額に大きく影響を及ぼすことが見込まれたため、「未定」としておりましたが、上記のとおり、当期の連結業績には影響がないと判断したこと、ならびに連結業績予想により、基本方針に基づき、1株当たり30円といたします。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.10-03 | 15,974 | -300 | -245 | ー | - | - | 2021-11-26 |
連結 |
| 新 21.10-03 | 15,974 | 100 | 305 | 461 | 78.9 | 30 | 2022-03-17 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | 黒転 | 黒転 | - | - | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 30,000 | -700 | -550 | ー | - | - | 2021-11-26 |
連結 |
| 新 2022.03 | 30,000 | -300 | 0 | 600 | 102.7 | 30 | 2022-03-17 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | 赤縮 | - | - | - | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.10-03 | 19,848 | 1,654 | 1,668 | 944 | 162.3 | 30 | 2021-05-17 |
連結 |
| 予 21.10-03 | 15,974 | 100 | 305 | 461 | 78.9 | 30 | 2022-03-17 |
連結 |
| 前年同期比 | -19.5 | -94.0 | -81.7 | -51.2 | -51.4 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 39,300 | 2,271 | 2,269 | 974 | 166.8 | 0 | 2020-05-20 |
連結 |
| 2021.03 | 36,561 | 2,288 | 2,269 | -217 | -37.3 | 30 | 2021-05-17 |
連結 |
| 予 2022.03 | 30,000 | -300 | 0 | 600 | 102.7 | 30 | 2022-03-17 |
連結 |
| 前期比 | -17.9 | 赤転 | - | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。