エスケーエレがS安ウリ気配、3月中間期予想を一転最終減益に修正し失望感
エスケーエレクトロニクス<6677>がストップ安の水準となる前営業日比700円安の3260円でウリ気配となっている。13日の取引終了後、24年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算発表にあわせ、3月中間期の業績予想の下方修正を発表し、失望売りが膨らんだようだ。中間期の最終利益予想はこれまでの14億5000万円から9億円(前年同期比35.4%減)に引き下げ、増益予想から一転、減益を見込む。売上高予想は144億円から135億円(同2.8%減)に見直した。大型フォトマスク事業での開発遅れの発生などが響く。第3四半期(4~6月)以降については、有機ELパネル用はスマートフォンやIT製品、液晶パネル用はIT製品や車載パネル向けに増加を見込んでおり、通期の業績予想は据え置いた。10~12月期の売上高は前年同期比13.9%減の64億4700万円、最終利益は同77.5%減の1億4800万円だった。
株探ニュース