アンリツは驚異の14連騰、ポスト5Gでも関連最右翼との位置づけ
アンリツ<6754>の上値追いが止まらない。きょうは一時98円高で2700円台に乗せ、昨年6月29日につけた昨年来高値2656円を約7カ月ぶりに更新した。株価はきょうまで14連騰という記録的な上昇をみせている。通信計測器のトップメーカーで世界的に商用サービスが本格化する高速通信規格5Gを背景とした基地局やスマートフォンの投資需要を取り込み、業績は売上高、利益ともに拡大基調を堅持している。また、菅政権ではポスト5G(6G)の国際的な主導権争いに乗り遅れないよう通信規格の国際ルール作りを主導し、フロントランナーを目指すことを重要政策のひとつに掲げている。ここでも新たな通信計測器需要が創出され、同社株は関連最右翼として存在感を示す公算が大きい。
株探ニュース