ソニーGが急騰し上場来高値、ゲーム事業好調で今期は過去最高益更新へ
ソニーグループ<6758>が急騰し、上場来高値を更新した。13日の取引終了後、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから4900億円増額して13兆2000億円(前期比1.4%増)、最終利益予想を1000億円増額して1兆800億円(同11.3%増)に引き上げた。過去最高益を更新する見通し。また、取得総数3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.50%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、これらを評価した買いが集まったようだ。
金融分野とゲーム&ネットワークサービス分野の収益が上振れする。株式評価益の計上や、子会社の解散などに伴う税金費用の減少も利益を押し上げる要因となる。自社株の取得期間は2月14日から5月14日。4~12月期の売上高は前年同期比8.2%増の10兆3268億2000万円、最終利益は同20.8%増の9438億7300万円だった。
株探ニュース