アルプスアルがマド開け急伸、今期良好見通しと増配に加え自社株買いも
アルプスアルパイン<6770>がマドを開けて急伸。前週28日の取引終了後に23年3月期業績予想を発表し、売上高を前期比4.0%増の8350億円、営業利益を同34.9%増の475億円とした。配当予想も前期比20円増の40円(中間・期末それぞれ20円)を見込んでおり、良好な今期見通しを好感した買いが入っているようだ。
同時に発表した22年3月期決算は、売上高が前の期比11.8%増の8028億5400万円、営業利益が同2.7倍の352億800万円だった。新車生産が回復基調となったことをはじめ、ゲーム市場やスマートフォン市場の好調を追い風に電子部品の販売が増加した。あわせて、上限を250万株(発行済み株数の1.21%)、または25億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は5月2日から6月17日まで。
株探ニュース