アルチザが買い気配、上期経常が黒字浮上で着地
アルチザネットワークス <6778> [東証2]が買い気配でスタート。5日大引け後に発表した20年7月期上期(19年8月-20年1月)の連結経常損益が2億0900万円の黒字(前年同期は3億9900万円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料視された。
5G向け通信計測器の販売が本格化したうえ、ネットワーク監視のパケットキャプチャツールも大きく伸び、98.6%の大幅増収を達成した。LTE規格向けの研究開発費と販管費が減少したことも黒字浮上の要因となった。
通期計画の2億2500万円に対する進捗率は92.9%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。併せて、フィンランド・ノキアから5G向け基地局の性能評価・検証用テストシステムを受注したことも明らかにしている。
株探ニュース