多摩川HDが12%超の上昇で底入れ足、再生エネ分野の展開に期待
多摩川ホールディングス<6838>が大幅高。株価は下値を模索する展開を続けていたが、今週に入り大底を確認し、きょうは一時12%を超える上昇で1181円まで上値を伸ばし、25日移動平均線とのカイ離を解消する動きをみせている。同社はモバイル端末や無線機器、計測器の製造販売を行い、5G関連の好調な需要を捉えているほか、風力発電などの再生可能エネルギー事業にも注力し、ビジネス領域を広げている。11月30日取引終了後、同社の子会社が保有する小型風力発電所のファンドへの売却に関し、引き渡し及び着金が完了したことを発表、再生エネ分野での収益化が進んでいることで、これを手掛かり材料に投資マネーが攻勢をかけている。
株探ニュース