電子材料が底入れ反転の兆し、半導体関連売り一巡で増額含みの好業績に着目
日本電子材料<6855>は75日移動平均線をサポートラインに下げ止まりトレンド転換の兆しをみせている。半導体検査用プローブカードの専業大手で、ここ日米ともに半導体セクターへの売り圧力が高まるなか、同社株も調整を余儀なくされていた。しかし、きょうはレーザーテック<6920>など半導体主力株が売られ過ぎの反動でリバウンドをみせるなか、中小型で好業績が際立つ同社株にも押し目買いが流入している。NAND型フラッシュメモリー向けプローブカードが好調で22年3月期営業利益は従来予想から大幅に増額、前期比58%増の42億1100万円を見込んでいるが、市場では一段の上振れが有力との見方が出ている。
株探ニュース