堀場製が続急騰、半導体システム機器の好調で今期経常最高益予想を18%上乗せ
堀場製作所 <6856> が続急騰し、上場来高値を更新した。9日大引け後に発表した18年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益が前年同期比48.5%増の89.6億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
半導体メーカーの旺盛な設備投資需要を背景に、半導体システム機器の販売が大幅に増加したことが寄与。自動車計測システム機器部門や環境・プロセスシステム機器部門の収益拡大も大幅増益に貢献した。
第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の284億円→334億円に17.6%上方修正。増益率が6.7%増→25.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
株探ニュース