小野測器が5日ぶりに反発、43万株を上限とする自社株買いを実施へ
小野測器<6858>が5日ぶりに反発している。午後1時45分に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を43万株(発行済み株数の4.01%)、または2億8000万円としており、取得期間は7月25日から9月25日まで。東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得するという。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算は、売上高50億8400万円(前年同期比0.3%減)、営業損益4億7800万円の赤字(前年同期3億7400万円の赤字)となり赤字幅が拡大したが、22日に業績予想の下方修正を発表していたことから、織り込み済みとの見方が強い。なお、24年12月期決算予想は売上高125億円(前期比8.3%増)、営業利益3億円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース