日本マイクロがS高カイ気配、23年12月期業績及び配当予想を上方修正
日本マイクロニクス<6871>が朝方から買いが先行しストップ高の3105円水準でカイ気配となっている。13日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を364億円から378億円(前期比14.7%減)へ、営業利益を34億円から53億円(同42.6%減)へ、純利益を23億円から37億円(同50.9%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を18円から29円(前期59円)へ引き上げたことが好感されている。
足もとのプローブカード事業において、メモリ半導体市況の回復は遅れているものの、メモリ向けプローブカードはDRAM、特にAIサーバーなどに搭載される高性能メモリの需要伸長により、四半期として過去最高の受注を達成しており、前四半期をボトムとして確実な回復基調にあることが要因。また、プロダクトミックスの変化や販管費の削減なども寄与する。
第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高255億2200万円(前年同期比15.3%減)、営業利益26億6300万円(同57.7%減)、純利益17億3600万円(同61.0%減)だった。
株探ニュース