三社電機製作所が急落、20年3月期業績予想を下方修正し中間配当を2円減配へ
三社電機製作所<6882>が急落している。30日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を260億円から245億円(前期比0.5%増)へ、営業利益を19億円から12億円(同34.6%減)へ、純利利益を13億5000万円から8億5000万円(同36.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
半導体事業で取引先の在庫調整がしばらく継続される見通しであることに加えて、電源機器事業では、素材生成加工分野用機器(銅箔、アルミ箔エッチング用途など)が来年以降に先送りになると予想されることが要因としている。
なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高58億8700万円(前年同期比0.6%増)、営業利益1億3900万円(同74.8%減)、純利益7000万円(同82.0%減)だった。
同時に、従来未定としていた中間配当を8円にすると発表しており、前年同期10円に対して2円の減配となることも売り材料視されている。期末配当は引き続き未定としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース