レーザーテックが大幅高で上場来高値、ニッチトップの実力評価で投資マネー再流入
レーザーテック<6920>が一時800円高と値を飛ばし、連日の上場来高値更新と気を吐いている。前日の米国株市場では半導体関連株が軟調でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も4日ぶりに反落したほか、外国為替市場では足もと1ドル=110円を割り込む円高水準で推移するなど向かい風が意識されている。しかし、半導体マスクブランクス検査装置で世界シェアを独占すると企業して、海外投資家資金の再流入が観測されている。きょう発表された3月上中旬の貿易統計では貿易収支が2635億円の黒字だったが、その牽引役となったのは自動車と半導体製造装置であり、そのなか半導体製造装置のグローバルニッチトップである同社の存在が改めて注目されている。
株探ニュース