遠藤照明がカイ気配スタート、今期大幅営業増益・増配計画を好感
遠藤照明<6932>がカイ気配スタート。前週末4月28日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表とともに、24年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比6.1%増の485億円、営業利益は同55.2%増の48億円を見込む。大幅な営業増益の見通しに加え、年間配当は同5円増配の35円を計画しており、好感されたようだ。
同社はあわせて、中期経営計画の目標値も見直し、25年3月期の売上高の目標を490億円から510億円に増額修正した。コロナ禍からの需要回復に加え、電気料金の高騰やサステナビリティーに関する社会的要請を背景に、計画期間の初年度となる23年3月期の業績の進捗が計画を上回った。今期も照明器具関連事業において、次世代無線調光調色器具シリーズ「Synca」など、市場訴求力のある新製品に注力していく。
株探ニュース