FDKに物色人気集中、2次電池需要旺盛で4~6月期営業64%増益
FDK<6955>は寄り付きから物色人気が集中し気配値のまま水準を切り上げている。同社は富士通グループに属しニッケル水素電池やリチウム電池を主軸に2次電池の製造販売を手掛ける。特に次世代2次電池として注目される全固体電池の開発などにも力を入れ、市場の注目度は高い。28日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比64%増の7億2900万円と急拡大、これを材料視する形で投資資金が流入した。ニッケル水素電池、リチウム電池いずれも好調で全体収益の伸びに貢献した。リチウム電池は国内外のセキュリティ・スマートメーター用に堅調で売り上げを伸ばしている。
株探ニュース