太陽誘電が反発、国内有力証券は「B+」へ引き上げ
太陽誘電<6976>が反発。岩井コスモ証券は28日、同社株の投資判断を「B」から「B+」に引き上げた。目標株価は4040円から4400円に見直した。第1四半期(4~6月)の連結営業損益は5億7700万円の赤字(前年同期は131億4200万円の黒字)と低調なスタートとなった。ただ、自動車向けの堅調持続、北米スマホ新モデルの順調な立ち上がり、円安の進行など事業環境の好転により第2四半期以降は一転、業績回復を見込む。下期は、データセンター向けの販売拡大が予想され、収益モメンタムの復調が顕著になるとみている。同証券では、24年3月期の連結営業利益は会社予想150億円に対して197億円への上方修正を予想。25年3月期の同利益は272億円を見込んでいる。
株探ニュース